2016年10月20日木曜日

期待を高めるほど、失望が深くなる

合格ライン専用ブログの全期間ページビュー
この「合格ライン専用ブログ」の全期間ページビュー

(1)本試験日のページビューが下降している

グラフは、2013年(平成25年)9月に始めた、このブログ(合格ライン専用ブログ)の全期間ページビューです。

ほとんど冬眠状態で、毎年本試験の頃だけ書くブログなので、普段は、あまりアクセスが無いことがお分かり頂けるでしょう。

このグラフには、4つの針の山がありますね。

・ 一番左の山…2013年(平成25年)10月の本試験日…ページビュー46,507
・ ニ番目の山…2014年(平成26年)10月の本試験日…ページビュー42,854
・ 三番目の山…2015年(平成27年)10月の本試験日…ページビュー24,954
・ 四番目の山…2016年(平成28年)10月の本試験日…ページビュー19,339

です。

毎年だんだんと、本試験日のページビューが下降しているのが、良くお分かり頂けると思います。
平成26年から平成27年にかけての落ち込みが、特に目立ちますね。


(2)落ち込みは、どんな宅建予備校・講師サイト等でも発生している

私は、自分の恥をさらすために、こんなグラフを載せているのではありません。

このような落ち込みは、大手をはじめ、どんな宅建予備校・講師のサイト・ブログでも発生しています。
証拠は企業秘密なので書けませんが…。

そのことを、このブログをご覧の「すべての皆さま」に知らせたかったのです。


(3)宅建予備校・講師の皆さまへ

期待を高めるほど失望が深くなる」のは世の常です。
教養豊かな予備校関係者の皆さまは、そんなこと百も承知でしょう。

今も、私が宅建講師を始めた昭和62年の昔も、宅建試験は理解なくして受験者を合格させることは不可能でした。

別な言い方すれば、「詰め込み勉強(≒大量の丸暗記)」を強要するような教材の提供は、絶対に御法度なのです。

それなのに、製造原価の安さに目がくらむのか、実態は「詰め込み勉強(≒大量の丸暗記)」を強要する教材のくせに、ことさら理解させる旨を謳う詐欺的行為が横行しています。

・ 70%以上の合格率の表示
・ コンパクトな教材である旨の強調
・ 山かけ勉強の推奨

など、独学・通信・通学を問わず、「詰め込み勉強(≒大量の丸暗記)」であることを隠ぺいするための宣伝が常套化しています。

その結果、いま何が起きているか?
「期待を高めるほど、失望が深くなる」という心理状態に端を発した受講者離れが、あちこちで起きているのです。これは少子化より深刻な事態ですよ。

私は現在、悠々暮しの「船橋の仙人」だから構わないですが、このような詐欺的行為の横行は、遠からず業界自体の運命を直撃するでしょう。

現在30代、40代の予備校関係者の「近い将来をマジで心配」しています。
息子・娘の世代だからです。


(4)宅建受験者の皆さまへ

「期待を高めるほど、失望が深くなる」のは世の常。

この失望感、「お金を取られる立場」の宅建受験者の皆さまには、予備校関係者が気付かない高まりを見せています。

厭世観(えんせいかん。この世の中では幸福や満足を得られず、積極的な価値は認めがたいとする人生観)に包まれているかのよう…。

その典型が、「行動を起こしても変わらないモノに自分のエネルギーは使わない」という思想の広まりです。

宅建試験後正式発表までの現在に引き直せば、合格ラインを予想するサイトなんか見ても、提出してしまったマークシートの点数は変わらない、という考えが徐々にですが確実に増えてきました。

その例が冒頭のグラフですよ!

私は、お金を払って下さった受講者に対するサービスとして、今ごろ、希望者に限定して「合格ラインの1点予想」をするのですが、その希望者が毎年のように減っています。
これも、「行動を起こしても変わらないモノに、自分のエネルギーは使わない」という思想が広まってきた証拠でしょう。

私の有料講座受講者には、もっとスゴイ人もいらっしゃいます。
「正式発表まで本試験の採点を全然しない」のです。

お金持ちが多いのか?
今ごろはハワイあたりで羽を伸ばしていて、帰国したら「合格していたよ、先生!」なんて報告して下さる人も毎年二人や三人ではありません。